シンプルに暮らしたい

心も身体も生活も。シンプル、持たない、捨てる。自分の好きなものに囲まれた満足いく生活を目指して。どこまで身軽になれるかな?

シンプルライフ本レビュー「シンプル収納・片付けノート」

どんな断捨離にも負けず、生き残り続けてる本があります。
それが、今日ご紹介する「 シンプル収納・片づけノート」です。

どん底の中で見つけた希望

この本との出会いは、東日本大震災が起きて、重なるようにちょうど自分の持病が分かったりして、今後仕事仕事とばかりもいってられないな。
仕事以外のことにも目を向けて行かなくては、と思い出した時でした。

それまで仕事が全ての私だったのですが、家で仕事をするとか今までとは違い「家」や「家族」というものに比重を置いていこうと考え始めた時にこの本にであったのです。

シンプルという言葉に惹かれたのは、やはりその当時のモヤモヤとし状況がありつつも「もっとスッキリとシンプルで楽に生きたい」という欲求が自分の中のどこかにあったのかと思います。

当時、自分はある意味それまで10年以上に渡って自分が作った安住の地を手放す覚悟をする必要がありました。

その頃には、「シンプルライフ」という言葉は知らないなりにも、なにか「シンプル」という言葉に希望を見出していたのだと思います。

あらすじ

さて、そんな私の手にとった「 シンプル収納・片づけノート」ですが、giorniという雑誌編集部が再編集した本になります。

giorniシンプルライフを目指してる方には、どれもよだれモノの特集が多いので、何かの機会に見ていただけるとよいかと…(^q^)

さて、横道にそれましたが、本の内容は、Amazonさんから引用します。

門倉多仁亜さんとドイツ人のお母さんに習う、“一生モノの家事術”

片づけ、収納術、掃除と洗濯、部屋づくりのこと……。 ドイツ流“すっきり暮らすためのヒント”が詰まった一冊! ドイツ人の母を持ち、合理的で美しく快適に暮らすライフスタイルが注目を集める料理家・門倉多仁亜さん。 東京と鹿児島のふたつのご自宅を取材し、ここちよく暮らすために心がけていること、アイデアの数々を教えていただきました。 また、ドイツ人で現在はニューヨークにお住まいのマルゴット・ポーテルさんからは、日々の家事術のポイントを。 合理的な洗濯の仕方、しみ抜きやアイロンがけ、クロゼットの整理方法などを、ていねいに紹介します。

正直、家2件とかどういうことなの?!って感じだったりしますがw
しかし、お家の画像が本当に素晴らしい。
自分のとって必ず必要なものに囲まれてるけど、乱雑ではなく整理された部屋に本当に憧れます。

「タイム&スペース」この言葉は、ドイツでは「物が少ないほど、時間が多くなる」という意味で使われているそう。P9

→最初のページでガッツンときます。
物が多いほど、管理・メンテナンスする時間がかかってしまう。
物が少なければ、その時間が減って、他に向ける時間が多くなるというもの。

ここからは、私の読んでためになったところを引用。

物に支配されない暮らし
一つひとつの"物"について"いる・いらない"という判断をするよりも、(中略)大切なのは、「家にあるものを、自分ですべて把握する」という意識。P22

→まさにシンプルライフの考え方の基本ですね。

キッチンは物の置き場所ではなく、料理をする場所 P34

本を読んでからだいぶ経ちましたが、昨年やっと実行しました。
ohanasi.hatenadiary.jp

何を処分したいかではなく、何をとっておきたいかを基準にする

→これは最近やっと実行できるようになりました。
これはブログのおかげで、【シンプリストの持ち物】を公開するようになって、それにふさわしく無いものは捨てるようになりました。

また、これは、こんまりさんが提唱している「ときめくものだけ」残して捨てるというものとも近い気がします。

何をどこにしまうかはその人の自由

→マンションなどはこう使うという通り一辺倒な収納の作りになっていますが、本当にそこに靴を入れるのが自分の生活に合うのか?そういう常識を疑って試してみようと思うように。

ベッドリネンは2セットで十分

買い置きはしない

洗い桶と三角コーナーはいらない

→まさにシンプルライフ。当時は、え〜?!って思って読んでいたのですが、結構今や実践してしまっています。

まとめ

もう既に、シンプルライフを実践されてる方は読んでも今更感が溢れるかもです。
ただ、写真が本当に素晴らしくて、私は見返すために「よし!がんばろう!」という気持ちになるのでモチベアップのために一度は見て頂きたい。

最後にでてくるドイツのおばあちゃんみたいになるのが私の夢です。

次に読みたい本

門倉多仁亜さんがすごく憧れているので、また機会があれば、多仁亜さんの本を読んでみたいなぁ。