ohanasiの simple life

シンプル、持たない、捨てる。自分の好きなものに囲まれた満足いく生活を目指して。どこまで身軽になれるかな?

持たない暮らしの参考に。映画レビュー「365日のシンプルライフ」


映画『365日のシンプルライフ』予告編 - YouTube

ずっと見たかった映画

映画「365日のシンプルライフ」を見たかったのだけど、公開映画館が限られていることもあり見ることができませんでした。
このブログを始める頃から映画は知っており、とても見たかった映画です。

あらすじ

フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活。監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンの実体験から生まれた「とにかくやってみよう!」のアイディアが、映画という形になった。登場する家族や友人は全てホンモノ、ペトリを中心とするリアルな人間関係と日常生活に起こるドラマが、北欧ジャズシーンをリードするティモ・ラッシーのサックスに乗って、軽快に綴られていく。2013年のフィンランド公開時には、多数の“実験”フォロワーが生まれ、若者の間で一大ムーブメントとなった。

映画『365日のシンプルライフ』オフィシャル・サイトより

変わった配給の仕方

この映画は、ミニシアター系配給なので、私が住んでる地域では見れず困っていました。どうしても見たくて調べていたら、なんと!封切りと同時にデジタル配信もしていました。
調べた限りですと、Amazon KindleiTunesにて配信していました。
ちょっと2000円以上とお値段はりますが、それでなかなか観れない映画が鑑賞できるので素晴らしい試みですね。
願わくば、将来的にもう少しお値段抑えていただけると嬉しいです。

365日のシンプルライフ(字幕版)

365日のシンプルライフ(字幕版)

  • ペトリ・ルーッカイネン
  • Documentary
  • ¥2000

365日のシンプルライフ(字幕版)

365日のシンプルライフ(字幕版)

シンプルライフのルール

さて、そんなわけで、やっと見れた映画「365日のシンプルライフ」。
365日のシンプルライフのルールは下記のとおりです。

  1. 自分の持ち物を全て倉庫に預ける
  2. 1日に1個だけ倉庫から持ってくる
  3. 1年間、続ける
  4. 1年間、何も買わない

まず、1日目は真っ裸からスタート。
イントロダクションのつかみがいい映画ですよね。

このルールを鑑賞前から知ってはいたのですが、ずっと食事はどうするのだろう?という考えが浮かんで仕方なかった。
そんな私の疑念はあっさりと2日目に解消。弟くんがごはん買ってきてくれました。(主人公が真っ裸だから外には買いにいけない)
会社行き始めたらお茶してるところあったので、あ、ごはんはOKなんですね。と納得。
厳密に4番目のルールは何を買ってはいけないなのかが分からなかった。
食費以外全部買っちゃダメってことでいいのかしら?

1日目真っ裸スタートで、舞台がフィンランドのため寒そうで仕方なかった。
なんか変な咳してるし…病気にならないか心配でした。

つかみは強いが最後までの牽引力に欠ける

ネタバレになります。
最初の1個目何を持ってくると思います?
1日1個だけしか倉庫から持ってこれなくて、真っ裸ですよ。
私、普通に下着かなって思ったんです。
でも、まさかのコート! なかなか、下着まで行き着かないのでビビります。
冷え性なので、私には無理です。

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導入はめちゃくちゃ面白かったのですが、だんだん後半戦厳しくなります。
最初の頃、物が増えるほど幸福になっていき、この1年間は毎日のようにお祭りだと言ってるのですが、 100日目あたりでそれも頭打ちに。
この生活に疲れたのか、少し愚痴っぽくなってきて、ここで転換期になるのかなとワクワクしてたのですが、残念なことにパワーダウンの転換期となってしまいました。
彼女ができて部屋を行ったり来たりするようになり、部屋の荷物が増えていってるのですが、彼女にこの実験をどう伝えてるのかや、どうしてそれを選んだのかなどがないので、少し尻切れトンボな感じになってしまいました。

さらにこれは、日本語翻訳の問題ですが、エンドロールで、365日で主人公が持ち戻したモノすべてが掲載されたが、字幕は最初の10個にしかつけられず、とても残念。どんな順番で何を持ち帰ったかを知りたかったし、そのことはこの映画の重要なことだったと思うんだけどな。

365日のシンプルライフ - 作品 - Yahoo!映画

Yahoo!映画のレビューでも後半のパワーダウンについては、皆さん書かれていますね。
以前視聴したスーパーサイズ・ミー [DVD]を思い出した。
監督自身が実験的なドキュメンタリーを取るということは、たぶんどういうオチになるかも予想できてないわけで、こういった帰結も仕方ないのかと思う。

自分を見つめなおせる映画

ここまで映画としてというところで書いてきたのですが、映画の面白さとは別のところで見る価値がある映画だと思います。
「自分もシンプルライフを目指したい!」という人には必ずモチベーションに繋がる映画です。

最後のまとめで

本当に必要なものは最初の100個で、次の100個は人生を楽しくするもので…

といったくだりがありました。
そうか、本当に必要なものはそう多くないのです。
ただ、必要なものがあれば、幸せになれるわけではない。
100日目の彼は、必要なものが揃った状態。でもすごく辛そうに映りました。
退屈をどうやって処理するのか。 それを考えることが人生を楽しくする一つのように思える。
でも、それが溢れ始めると全く楽しくなくなる。
それはその人それぞれ自分で見つけるルールなのでしょうね。

ひとつめは、生きていくのに必要なモノ。
ふたつめは、あれば便利なモノ。
みっつめは、幸せを感じさせてくれるモノ。
【映画感想】365日のシンプルライフ - たそがれノート

こちらのブログでこんな感想が書かれていて、なるほどな。と感じました。

最後に公式サイトのインタビュー

Q.4 フィンランドの若者に影響を与えましたか? はい。みんな自分のモノについて考えるようになり、この映画のことを聞いた次の週は買い物に行かなかったという話を聞いた。フィンランドやオーストラリアで、全く同じ実験をした人がたくさんいたという話も聞いたし、Facebook などで、例えば1日に1個モノを選ぶといった、 より簡単な実験が広まっていた。

すぐにこの実験を試すことは難しいですが、1日1個ずつモノを選んで行くという行為は私にもできるかなと思ったのでした。

↓365日のシンプルライフを東京で実験されている方のブログです。

シンプルライフプロジェクト

是非、シンプルライフを目指してる人は、ご覧になって欲しい映画です。

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