シンプルに暮らしたい

心も身体も生活も。シンプル、持たない、捨てる。自分の好きなものに囲まれた満足いく生活を目指して。どこまで身軽になれるかな?

片付けできないのは脳腫瘍のせいだった

はじめに。
私のことではないです。

たまに、家族の話題を出したりしていますが、母が片付けられない人で、妹が潔癖なんじゃないかくらいの片付けまくりの人でした。

photo by Creativity+ Timothy K Hamilton

ohanasi.hatenadiary.jp

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で、年々、母が片付けられなくなって、どんどん汚部屋を製造していくようになりました。

昔は片付け自体は確かに苦手だったけどやっていたし、掃除は毎日ちゃんとしていて。
正直私なんかよりちゃんとしていたと思うのにどうしてなのか、なんて思っていました。

そんな母が今年の6月のある日本当に突然、声が出せなくなって、足も動かせなくなって病院へ運ばれました。

結果、脳腫瘍が出来ていて2回の緊急手術。

お医者様と話した結果、私達が掃除ができなくなったと思っていた時期(10年前くらい)に小さい腫瘍ができていて、それがちょっとずつちょっとずつ大きくなっていってたということが分かった。
そして、その日足を動かす部分、声を出す部分に腫瘍が重なって、私達が気が付いたということです。

年齢も年齢なので、徐々に身体が動かせなくなってるのもちょっとボケボケしてるのも、歳だからと思っていました。

物事の処理がうまくできなくなり、鬱っぽくなっていたのも、父が亡くなったこともあってそのせいなのかと思っていました。

脳の病気は、色んな症状を出すのだなと思いました。

脳腫瘍は通常何らかの症状が出現したときには、すでに腫瘍はある程度の大きさに成長しているため、脳浮腫を引き起こしている場合がほとんどであり、頭蓋内圧亢進症状すなわち、頭痛、吐き気、嘔吐等を起こすとともに、発生部位によっては局所症状として視野欠損や難聴、運動麻痺、言語障害などを伴うことがある。また皮質に病巣がある場合はけいれん発作を起こす場合が少なくない。なお、頭痛は朝起きてすぐが最も痛みが強く、morning headache と呼ばれる。
脳腫瘍 - Wikipedia

それからリハビリを頑張って、10月に入った頃に家に戻ってきました。

今もリハビリはしていますが、脳腫瘍ができる前の母に戻って、活動的で片付けたりもできてるみたいです。

何より嬉しいのは、以前は乗り気じゃなかった私との旅行を希望したり、新しいコートが欲しいから今あるものを捨てようという話をしたりしていてそれが嬉しい。

みんながみんな、片付けられないからといって、脳腫瘍に当てはまるとは思いませんが、何かにやる気がでなくなったり、物事の処理速度が遅くなったら脳の病気というのもあるということを覚えていて欲しいです。

もっと早く気がついてあげたかったと思います。でも、無事病気を治して、元の明るいちょっと片付けが苦手くらいの母に戻って本当に嬉しい。

追記

ちなみに腫瘍は悪性ではなかったです。

そんなわけで、この時期は宮崎に帰ったりしてたのでブログ更新が滞っていたりしました。

今週のお題「私の流行語大賞