本屋が減少していく…。
昔は何気なく立ち寄っていた本屋ですが、今ではその存在自体が珍しくなってしまいました。
そんな中、私は生活の変化で紙の本を必要とする場面も多く感じています。
これからの本との付き合い方について考えてみます。
昔のブログ記事を読み返して思うこと
ブログのデザインを見直している中で、過去記事を振り返る機会がありました。その中の一つに、「持たない暮らしの一環として本屋に行くのをやめた」という記事がありました。
この頃は「デジタル化万歳!」と思い、物理的な本を減らすことでスペースも取らず快適だと感じていました。しかし、2024年の現在を振り返ると、その考え方にも変化がありました。
子どもたちとの生活で感じる本の大切さ
現在、我が家では二人の子どもがそれぞれiPadを持っています。 そのため、子ども向けの本もデジタル化が可能です。 しかし、特に絵本や児童書に関しては、デジタルでは限界があることに気づきました。
読み聞かせの難しさ
デジタル本だと親が一緒に読む感覚が薄くなり、読み聞かせがしにくい。内容の把握が難しい
子どもが何を読んでいるのかを親が確認しにくい。家族での共有が困難
紙の本なら家族みんなで楽しめますが、デジタルだと共有が難しい。
特に上の息子は図鑑が好きですが、こればかりはデジタルよりも紙の本で見たほうが分かりやすく、興味を深められると感じます。
紙の本と共に戻ってきた本棚
子どもが生まれたことで、我が家には再び本棚が戻り、そこにはたくさんの本が並ぶようになりました。 紙の本であれば、所有する喜びを感じることができますし、読み終わった後も家族みんなで楽しむことができます。
これから子どもたちが成長する過程で、「この本を読んでほしい」「あの漫画を楽しんでほしい」と思うことが増えそうです。共有の意味でも、デジタルではなく紙の本の形で残していきたいと思うようになりました。
困った現実:本屋が減ってしまった
紙の本の良さを再確認する一方で、困ることも。それは「本屋がない!」という問題です。デジタル化が進む中、現物を見て購入する機会が少なくなり、本屋の数もどんどん減ってしまいました。
以前は近所にあった小さな本屋や大手チェーン店も、今ではなくなり、現物を手に取って購入する機会が限られています。特に新刊や子ども向けの本を選ぶときには、現物を見て選びたいと思うのですが、その選択肢が狭まっているのが現状です。
これからの本との付き合い方
デジタルと紙の本、それぞれの利点をうまく活かしていくことが大切です。 日常的に読みたいものや管理がしやすいものはデジタルで、一方で共有したい本や子どものための本は紙で残していく。
また、地域の本屋を応援するためにも、定期的に足を運び、買い物をする習慣を持つことも重要だと感じています。
おわりに
デジタル化が進む現代だからこそ、本屋という場所の存在や紙の本の良さを再確認しています。本が持つ魅力や役割は、デジタルだけでは補えない部分も多いです。
あなたは最近、本屋に行きましたか?紙の本や本屋との付き合い方について、ぜひ考えてみてください。