昨日書いた「重曹の凄さに恐れおののく年末」に意外に反応があって驚いています。
みんな、やっぱり楽にお掃除したいよね。
そして、「重曹の凄さに恐れおののく年末」にてよぜふ (id:josef_ques)さんからコメント頂いたので、まずは、キッチンシンクのお掃除についてまとめたいと思います。
まず重曹ってなんですか
まず、重曹についてですが、今さらここでも書くようなことでもないですが、弱アルカリの天然ミネラル炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)になります。
用途によって粒子の細かさが異なり薬用>食用>掃除用の順に粒子が荒くなっていきます。
そんなわけで、掃除用で食用を賄ったり、薬用を賄ったりすることはやめたほうがいいです。
私はこちら、「パックス重曹F 2kg」なんと864円!を使っています。
食用に使える重曹で、お値段も安いのでおすすめです。
つづいて脇役的に現れるクエン酸。
クエン酸はその名の通り酸ですので、酸性になります。 この2つのアルカリ性と酸性の性質を理解して掃除するとだいたい何にでも使えるというのが分かってきます。
シンク周りの壁掃除
用意するもの
シンク周りの壁についてる汚れですが、だいたいは、油汚れが多いと思います。
油汚れはその部分が酸性に傾いてるということなので、弱アルカリ性での掃除が有効です。要は中性に傾けると汚れが取れるということですね。
ちなみに、使い方が分からないといってるセスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ性が強いので、がんこな油汚れに強いらしいのですが、それはまた使い方がわかったら報告します(苦笑)
さて、重曹スプレーの作り方ですが、水100mlに大さじ1〜2杯を入れて溶かすとできあがりです。
パックで売ってたりしますが、作る方がお安いです。
クエン酸スプレーは、水100mlに小さじ2分の1入れて溶かすとできあがりです。
最後のクエン酸スプレーで、酸性→アルカリ性へと傾いたものを中性に戻すという意味があります。
なので、クエン酸スプレーがけはなくてもよいそう。
シンクのもらい錆をとろう!
もらい錆などない通常のシンク掃除ですと、↓これで掃除終わりです。
- 重曹をシンクにふりかける
- 濡れたスポンジでシンクを磨く(力入らないよ!)
- 重曹がついたままで、クエン酸スプレーをかけると泡がシュワシュワする
- 洗い流して終了。上手く洗い流せなかったところは雑巾などで拭いてください。
シンクの場合、酸性の汚れとアルカリ性の汚れ(石鹸・水垢)が混在してるところなので、3番目に行うクエン酸スプレーで泡シュワシュワは重要なので、必ず行ってくださいね。
なんだか、もう酸性とかアルカリ性とか分からないという方は、重曹使ったらクエン酸スプレーでシメるの感じで覚えてください。
このやり方で、もらいサビとか、こびりついて取れない場合は、重曹ペースト(クレンザー)を試してみてください。
重曹ペーストの作り方
- 鍋に200㏄の水を入れて大さじ1の片栗粉を入れ煮立たせる
- 醒めたら、重曹を大さじ2入れて混ぜ混ぜ。
- 適当な容器に入れて使います。
もっといっぱいいるんじゃー!という時は、この量を参考に調整してみてくださいね。
これを使い古しの歯ブラシやスポンジなどに乗せて、気になるもらいサビなどの部分を擦れば、ピカピカになります。
ちなみに重曹ペーストはレンジフードやフライパンなどの焦げ付きにも使えますよ!
まとめ
さて、キッチンのシンク掃除はこんな感じです。
上手くお伝えできたでしょうか。
明日は、トイレ掃除(一番好き!)について書いてみたいと思います。