片付け本は結構当たり外れが激しいので、躊躇していたのですが、レビューがなかなかよかったので購入を決意。
私も汚部屋住人でした。
家族揃っての汚部屋住人である著者の汚部屋脱出物語。
シンプルライフを目指している人にとっては汚部屋なんてまず問題外なのかもしれませんが、私も結婚する10年前まで汚部屋製造機でした(笑)
なので、気持ちすごくわかる!!
汚部屋からは脱出したけど、気を抜けば簡単に汚部屋住人に逆戻りできる!!!
そんな才能が自分にはあると思っています。
テンションを上げるには最適な一冊
なんとなーく家が汚れ出した。なんとなーくものが増えてる?
そんな時に読めば、一気に大捨て祭りを開催できる!!!そんなパワーが有る一冊です。
今使うものとそうじゃないものを仕分けするそれが、物語の大半を占めています。
ごみ処理業者がくる8時間で汚部屋片付ける。それだけのストーリーです。
ですが、その8時間の濃縮した時間を漫画の中できちんと書ききってる。すごい!
読んでるだけでパワーを貰える貴重な本です。
汚部屋の考え方は受け継がれるのか?
著者の家族もなかなかの捨てられない人々で、著者が変わっただけでは汚部屋から脱出できないというところがなかなかおもしろい。
一人暮らし向けの作品は多いけど、家族に向けてというのが新しいですね。
読んでいて思い出したのは、自分の母の捨てられない病。
この病は4人兄弟のうち自分と弟の二人に受け継がれました。(なぜか兄と妹の二人は潔癖症になりましたがw)
綺麗であるという状態が分からなくて、20代の初めまで本当に辛かった。
インテリアの本を参考にちゃんとやってるのにそうならない。そして実家に帰ると、そこも汚部屋。
一生懸命捨てて、なんとかリセット、そしてリバウンド。
それを繰り返してきたことを思い出します。
潔癖症な妹は、母がどうして捨てられないのかわからないから、喧嘩してましたねぇ。
でもある程度、自分が汚部屋製造しなくなってから、捨てられないのは思考の問題だとわかって、
母と一緒にいろんなことを話ししながら実家も年に1回大捨て祭りをやるようになって。
そこから、だいぶ実家も汚部屋脱出するようになりました。
この著作マンガでわかる!収納シリーズ1 マンガでわかる!片づけ+収納術で躓いたようなことが理由で本当に捨てないんですよね(笑)
マンガでわかる!収納シリーズ1 マンガでわかる!片づけ+収納術からのまとめ
その他、印象的だったことを箇条書き
- 時間を決めてその時間内に掃除する
- 「もったいない」は捨てるべきものを捨てられなくなる呪いの言葉
- 「ウォーリーを探せ」の「ウォーリー」を探す一番の近道はそれ以外の人間をすべて駆逐すること
- 「今使うか」「使わないか」に分けるこれが片付けの8割
- 「いつか」は禁句。「そのうちやる」という発想はすべて捨てる
- 「AV機器取り外しのスマテ活用術」は使える。